ドラッカーの「大工の言葉」からスタート!… 5Sインストラクター養成講座第12期研修1講

研修
新日本グループ5Sインストラクター養成講座第12期研修受講生たち

 

 11月7日㈫、新日本グループ5Sインストラクター養成講座第12期研修の開講式を実施しました。今期の受講生は7名、内訳は男性3名:女性4名と、初の女性受講生の方が多い期となりました。

 ドキドキの自己紹介がある開講式後は、オリエンテーション(教材図書の説明等)、そして座学講義が始まります。

 最初に頁を開く教材図書は、恒例となっている、P.F.ドラッカー著の『仕事の哲学』、コミュニケーションの章から ー受け手の言葉を使うー です。別名「大工の言葉」で表されるこの頁は…

5S講座教材図書、P.F.ドラッカー著『仕事の哲学』
ソクラテスは、「大工と話すときは、大工の言葉を使え」と説いた。
コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しない。
受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。 …P.F.ドラッカー『仕事の哲学』

 「コミュニケーションは、受け手の経験に基づいた言葉を使わなければ成立しない…」と書かれています。つまり、コミュニケーションとは?

聞き手=相手に理解をしてもらうためには、相手が理解できる言葉を使わなければいけないということになります。自分が知っている難しいカタカナ言葉を並べてみても、相手が理解できない言葉であるならばコミュニケーションとして成立しないことになります。

 そして、「知覚」であり「期待」であり「要求」である (『仕事の哲学』P.125) コミュニケーションは、受け手(=聞く者)がいて (『仕事の哲学』P.127 ) 、受け手の経験に基いた言葉を使い (『仕事の哲学』P.128 ) 、受け手が期待しているものを知らなければ 成立しない (『仕事の哲学』P.129) と続いています。相手がいて初めて成立するコミュニケーションは、自分と相手との差をきちんと理解し、相手に合った言葉を使い、相手の関心事項・価値観等に関心を寄せて伝達することで、相手が自分の話す内容を理解した時、自分の欲求は満たされると読み取ることができます (難しいですね~💦)

 今期の受講生は、初めてドラッカーに触れる人も数名おられ、この1頁を読むだけでも新鮮なものがあったようで、楽しく伝えることができました☺

午後の座学では、『4Sを極める』の1~3章、5Sの「定義」「効果」「目的」を大工の言葉に沿って覚えてもらうことまでをおこないました。今はまだ覚えることに一杯いっぱい状態ですけれども、講座が進んでいく毎に、聞き手が誰なのかによって、伝える言葉も変わっていってくれることを願います。

教材図書の読み合わせも、ただただ流して読むだけでなく、その短い文や文章の中に含まれている(隠れている?) 真の意味を読み取ることを目指して、半年間頑張っていきましょ~‼

新日本ビルサービスの第26 期から始まった新日本グループでの5Sインストラクター養成講座も、第11期講座で5年半が経過し、5S用語が共通言語となり、通常会話の中に当たり前に使われるようになってきましたが、まだまだ全ての従業員の大工の言葉になっていないのが現状です。講座を受講した修了生のすべてが大工の言葉で5Sを語っていけるよう、頑張っていきたいものです💪💪💪

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