「トイレの嫌なニオイが気になる……」
よく耳にするお悩みです。
原因は、便器の清掃不足?小便器のトラップ?あっ、壁にシミが!排水のニオイがあがってきてる……?
と、いろいろと探る中で、見落としがちなのが
『床』
今回の記事では、最近ご契約いただいた病院様の長年の悩み、トイレのニオイ防止のために行なった、
洗浄・コーティングの施工をご紹介します。
トイレのニオイの原因を考えるときに、もしも床がタイルだったらご注意を!
タイルの目地にニオイのもとがしみこんで、
どんなに清掃してもスッキリしない空間を作ってしまっている可能性があります。
まず、清掃前の様子をご覧ください。十数年来の汚れです。
目地が黒くなっているのがわかりますね……
これは、目地に汚れがしみこみ、ちょっとやそっとでは落ちなくなってしまった状態です。
この汚れは、濃度の高~い塩酸で落としていきます。(ガスがすごいのでガスマスク&換気必須!)
塩酸に汚れが溶け込んで……ごらんの通り!
意外と真っ黒な汚水が出るんです。どれだけの汚れがしみこんでいたかがわかりますね。
汚れを落とせばひとまずニオイはおさまるのですが、また目地に汚れがしみこんでニオイの元になるのを防ぐために、タイルコーティングを施工しました!
ツルツル♪これで、多孔質なタイル目地に疎水性の蓋ができた状態なので
今後は日常清掃だけでもこの状態を長く保てます。
病院様からも「芳香剤の香りがわかるようになった!」と好評でした。
いかがでしたか?
なかなか解決できないトイレのニオイには、もしかしたら床が絡んでいるかも……
そして、ニオイの原因のさらに元から断つこともできるコーティングをご紹介しました。
では、また!