当社では、年に4回社内報を発行し、お客様と現場で働くさわやか社員さんに送っています。
そこに同封している感染対策清掃の取組みを紹介する「ICSレポート」を、今回も紹介します。
今回のテーマは「ICS事業部の清掃品質チェック」です。
これまで、病院清掃の品質の観点は、オフィスビルやショッピングセンターなどの一般の建物と同様に、目に見える汚れがあるかないかが中心でした。
病院や患者様にとって本当に必要な「汚れを微生物汚染の少ない方法で取り除いたか」「目に見えない微生物汚染をどれだけ取り除けているか」といった部分は、長い間なおざりにされていた現実があったのです。
『キレイ』から『清潔』へ、求められる清掃品質のあり方が変化しています。
そのような時代背景の中で、新日本ビルサービスICS事業部では「環境衛生」に主眼を置いた清掃品質チェックに取り組み、院内の感染対策を環境面からサポートしています。
環境表面の清浄度を数値化する『ATP測定』で清拭の徹底具合を確認します。
床の平滑度を数値化する『光沢度測定』で汚染を除去しやすい床を維持!
清掃のみならず、設備もチェック!エアコンや吸気口はカビの温床なので念入りに……
清掃範囲外でも、ホコリがないかチェック。清潔な療養環境を追求します。
結果はグラフ化し、傾向を分析することで、状況に応じた業務のアレンジを行ない、コストはそのままに患者様の療養にとって最適な病院清掃を目指しています。
『定期清掃全館年2回』などの契約が多い清掃業界。
実は数値をとってみると年1回でいいところもあれば年3回必要なところも。
コストは変わらずもっと上の品質を目指すことができるんです!
清掃は、色々な要素に分けられます。室種で区分することもあれば、さらにその中の天井、壁、床、衛生陶器なども……それらをレーダーチャートに表すことで品質の凹凸がわかるのでより効果的な改善が可能になります。
以上、新日本ビルサービスの清掃品質チェックをお伝えしました。
私たちがこだわっているのは
・ブラックボックスになりがちな清掃品質を『見える化』する
・契約後にも『進化する清掃』を目指し、改善すべきポイントを徹底的に探す
の2点です。
これからも、責任をもってサービスを提供していくために、清掃品質チェックを活用していきます。