№97 「創業30年・ビジョン30実現! ビジョン2030へ躍動しよう‼」

社長メッセージ
新日本グループ創業者 関根直幹

 始めに…
 新日本ビルサービスはおかげさまで創業30年の大きな節目を迎えることが出来ました。現場のさわやか社員さん、お客様、お取引先の皆様に心から感謝申し上げます。
 コロナ禍を鑑み対外的な記念式典は行わず、その替わりに一年以上かけて策定したビジョン(実現したい未来像)を分かり易い映像で制作することにしました。NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を彷彿させるような見事な出来栄えになり、ぜひ多くの皆さまに映像を観て頂きたいです。
 ビジョン映像撮影はぶっつけ本番、事前の打合せもないのに、新入社員から、現場のさわやか社員さんまで、仕事の使命、会社の理念を自分の言葉で立派に応えており、当社が目指している事をひとり一人の社員に浸透していることに、感謝と感動の想いが錯綜しました。

新日本グループの原点

 新日本グループの原点は1948年・昭和23年、戦後の混乱期に私の父と母が家族が生きるために、東京の下町、荒川区尾久町で町の小さなクリーニング店・株式会社武蔵屋を開業したのが始まりです。
 父は何しろ一所懸命に1軒1軒御用聞きし、最敬礼のクリーニング屋さんと呼ばれました。お客様からお預かりした一枚のワイシャツを心を込めて仕上げて、丁寧にお届けし、評判を得ていきました。
 お金も無い、信用も無い、商売の経験も無い、何もないゼロからスタートした父と母の苦労は並大抵ではなかったと思います。創業当初の洗濯工場は職人に仕上げてもらっていたので、給料日になると“宵越しの金はもたない”と酒を飲み、翌日は工場に来なくて、ほとほと困ったそうです。このまま職人に任せていたら将来は無いと、商工中金から設備投資の資金を借り入れて洗濯設備の機械化を早い段階で決断し導入しました。
 生前、父から「いいか一成、世の中は、誠心誠意一所懸命に仕事をしていると必ず誰かが見ていてくれて、その人は応援してくれるぞ。世間とはそういうものだ」と折に触れて実体験として語っていました。父の場合、国鉄(現在のJRグループ)の職員さんが父の働きぶりを評価し、職員向けの生活協同組合を紹介してくださいました。職員さんの制服や私服のクリーニングを誠心誠意お届けし、ご期待にお応えしていきました。その結果、昭和39年日本の高度成長期・東京オリンピック開催の年に夢の超特急新幹線ごだま号の座席カバークリーニングを日本で最初に受注し、家業から企業へと成長していきます。
 その中で父が掴んだ仕事と人生において最も大事なことを「経営信条」と「感謝報恩10訓」としてまとめ、私達に遺してくれました。
お客様に感謝し、お客様を大切にする…ビルメンテナンスでも、他社との品質で勝負する。どこよりも床が光って綺麗に仕上がっている。店舗の隅々まで行き届いた清掃とメンテナンス。どこよりも綺麗に洗われ、仕上がっている白衣やクロス。お客様の心を揺さぶり、感動して頂ける品質と管理こそ、最も重要なことである。価格を下げ競争すればするほど利益が薄くなる」
社員は宝である。社員と家族を幸福にする…会社が大きく発展していくことは、わが社で働いてくれる社員を大事にし、その家族の人々の幸せを願うことは当然のことであろう。企業がそこで働く人々の幸福を願わないような会社であったら誰が本気で働いてくれるだろうか。新しく入社した諸君とわが社の多くの社員の幸福を願い、君達、宝を磨き上げ宝石にしたい。それが社長としての仕事であり、やりがいであります」
 経営する目的は働く社員と家族の幸福のためです。父はひじょうに早い段階で貸借対照表、損益計算書、資金繰りまで経営数値をガラス張りに公開し、経営者と社員は一連拓生であるという信念を貫いてきました。私たち新日本グループの原点はこの「経営信条」と「感謝報恩10訓」にあり、次世代にもそれを如何に継承できるか今問われています。

新日本ビルサービスの創業と全社員に伝えたいこと

 平成5年に創業した当時、毎日毎日飛び込み営業の連続でした。清掃・ビルメンテナンスは形のある商品を売るのではないので、お客様は実績によって評価し判断します。創業当時はそのような立派な実績がなく、経験のない素人4人でした。創業一年目の会社にあるのは、やる気と熱意だけです。その熱意が伝わり、多くのお客様が新日本ビルサービスに期待し清掃を任せてくださいました。
 ご契約頂いたときは涙が出るほど嬉しく、必ずやご期待にお応えしていきますと必死にお客様のご要望にお応えしてきました。一所懸命にご期待にお応えする中で「新日本さんはこんなことが出来ますか?」と様々なご要望を頂けるようになり、全く経験がなくても「やります」と挑戦し続けた結果が、今の新日本ビルサービスにつながっています。
 戦略と戦術、事業計画も大事ですが、その前提になる“熱意と誠実”、行動指針 “時を守る、場を清める、礼を正す”、人間尊重の “5Sを究める” これが本質だと、30年を振り返って実感しています。
 仕事も人生も人と人との出逢いによって切り拓かれ、その出逢いに感謝し、ご期待に必死にお応えする中で、新たなチャンスが訪れ、あたかも予め計画したような新規事業領域のつながりが生まれている事に驚かされます。清掃から始まり設備保守の総合ビル管理へ、施設運営管理、修繕・再生延命補強工事、ファシリティマネジメントへ、地域社会を元気にする文化発信・集客事業(彩の国マルシェ・YOT-TOKO)、さらに事業デザイン提案へと進化向上しています。

 商売・経営の原点はファンづくりです。仕事を通じて一人でも多くのお客様に喜んで頂き、応援してくださる人を増やすことで会社の将来は決まります。さわやか社員の皆さんが、自分の仕事に誇りを持って誠心誠意打ち込む姿、トイレの裏側まで清掃する姿に「こんな処までやってくれるの」とお客様から感動と感謝のお言葉を頂いています。
 最近の大きなエポックは2013年3月、東京駅八重洲口に竣工する東京ミッドタウン八重洲に日本初出店するブルガリホテル様の共用部清掃が決定しました。世界最高級ラグジュアリーホテルを365日徹底して磨き上げる仕事を私たちに任せて頂いたのは、会社の規模やネームバリューでなく、実際にキレイにできる、熱意と誠実さが評価されたのだと思います。受注が決定したとき、担当した横山さんは「やった~ 」と雄たけびを上げたそうです。

第30期ステップアップ研修会にて実現したい未来像Vision2030を共有しました

 コロナ禍がこれだけ長く続き、まさかのロシアのウクライナ侵略戦争、世界的なエネルギー・食料危機、記録的なインフレ、中国の台湾併合危機など、まさに激動の世界情勢です。
 でもどんなに世の中が変化しても、真善美を求める人間の真理は変わらない、進化向上しようとする生き方、人に喜んでもらえることが幸福につながることを誰でも経験しています。お客様と社会のお役に立ち、貢献するものは何かを常にクリエイティブに考え続け、先を見据えた経営力を徹底して高めることが経営者の使命だと思います。
 2024年ビジョン30を実現し、今まで見た事のない頂きに到達することで、新たなステージに挑戦する蒸気機関・原動力になります。
 そして、ビジョン2030、2030年までに次世代の経営に移行し、日本一の環境創造企業へと挑戦します。
「ファシリティに集う人々が、愛と笑顔に包まれた躍動する世界の実現」に向けて、さわやか社員の皆さんと共に、“生涯青春”で挑戦してまいります。

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