社内報「Heart to Heart」第100号へのご寄稿

社内報
社内報54号「新日本G創立記念式典」

社内報「第100号」おめでとうございます

株式会社ヤオコー 代表取締役会長 川野 幸夫 様

社内報35号「さわやかインタビュー」より

 私どものそれぞれの店が、日ごろから大変お世話になりありがとうございます。「さわやか社員」の皆さんのおかげで、私どものメンバーは、お客様に喜んでいただくための仕事に専念できます。ヤオコーは「日本一元気なスーパー企業」と言われ続けておりますが、その元気さを裏で支えてくださっている皆さんに、この紙面をお借りして、まず心より御礼申し上げます。
 さて、貴社の社内報「Heart to Heart」が記念すべき100号を迎えられたこと、誠におめでとうございます。私のもとにも毎号お届けいただいておりますが、表紙を目にしただけで、関根社長の「アハハ」という明るく大きな笑い声がきこえて来ます。それぞれの企業、特にオーナー企業では、創業者の生き方、いわゆる人生哲学やお人柄が、良し悪しにかかわらず社風をつくります。関根社長の、誠実で勉強熱心な生き方、素直で明るく元気なお人柄が、まさに社風として社内報に表れていると、いつも感心しています。
 どのような組織でも、特に皆が同じ目的を持って働いている会社にとっては、メンバー間の情報共有がことのほか大切です。とりわけ貴社のように、職場があちこちに沢山あって、しかもそれぞれ少人数の社員に仕事が任されている会社では、どうしても情報の共有が難しくなります。貴社でも社長をはじめ幹部の人達が職場に顔を出して皆さんに声をかけるなど、メンバーさんとのコミュニケーションをとっておられると思いますが、この社内報も情報共有の大きな役割をになっているはずです。社内報への社長の力の入れ方はよく理解出来ます。社風そのままに、真面目で明るく元気に働いておられる皆さんにとって、この社内報は大きなエネルギーの元になっていると推測しています。
 終わりに、この寄稿に当り貴社について私どもの担当者にインタビューした内容をそのまま書きます。「真面目でとことんやるという姿勢に好感が持てる。お客様のニーズや困りごとをしっかり把握し、スピーディに対応してくれるのでいつも大変助かっている。とっても頼りになる皆さんだ。」
 私からも皆さんの一所懸命なお働きに、改めて感謝申し上げます。業界は異なりますがお互い「日本一の会社」をめざして頑張りましょう。

株式会社ピーアンドディコンサルティング 代表取締役社長 溝口 隆朗 様

社内報38号「さわやかインタビュー」より

 平成7年に発行されました社内報「Heart to Heart」が第100号を迎えるとのこと、誠におめでとうございます。
 記念すべき第100号にお祝いを申し上げる機会をいただき、感謝しております。
 新日本ビルサービスさんと私たちのグループがお付き合いを始めましたのは、2003年3月の「ウニクス南古谷」開業でした。
 当時少しずつ増加していた、食品スーパーをキーテナントとした近隣住区型商業施設(業界ではNSCと呼ばれています)の開発を検討する中で、今後の変化に対応できるような今までにはないライフスタイル型のNSCを作ることを目指し、管理運営を担っていただけるパートナーを探していました。
 イオンやヨーカドー、マイカルなどは超大型の広域型商業施設を開発していましたが、毎日使いやすく歩ける環境を整えた小規模の商業施設はどうあるべきなのか、まさに手探りで研究していた矢先に、一緒になって考えていただけるパートナーとして、新日本ビルサービスさんにお会いしたのです。
 できるかどうかは未知数でしたが、当時の当社役員からそれでも一緒にやってみたいという発案があり、新日本ビルサービスさんと協働することを決断しました。
 私たちの施設「ウニクス」は小規模な施設ですが、各施設に支配人を常駐させることを目指してきましたので、新日本ビルサービスさんもおそらくパートナーとなってよいのか悩まれたことと思います。
 当社からは3施設までは特命でお願いすることを約束することでお引き受けいただいた次第です。
 この20年間に商業施設を取り巻く環境は大きく変化しており、今後も進化は続くと予測していますが、相談しながら末永くお付き合いさせていただければ、当社にとってもありがたいことだと思います。
 新日本ビルサービスさんもますますご発展され、変化に対応しながら「Heart to Heart」 の発行が継続されますよう、心よりお祈り申し上げます。

経営者の右手と左手

元イオン株式会社取締役兼執行役副社長 イオンディライト創業社長 イオンDNA伝承大学創立学長 古谷 寛 様

社内報84号「さわやかインタビュー」より

 このたびは社内報「H e a r t t oHeart」第百号の発行、誠におめでとうございます。私は、関根一成社長が経営力と人間力を高位で均衡されている価値を見つけました。その価値を以下にお伝えし、祝詞とします。
 経営者及び経営幹部には二つの能力が求められる。判断力やビジネスキルの経営力。もうひとつが人間性や指導力の人間力である。
 右手に「プロフェッショナルな経営能力」、左手に感性や包容力、誠実さや責任感、真摯等の豊かな心や品性という「豊かな人間力」のことだ。
 この二つを持っているだけではいけない。大事なのはバランスである。そしてこのバランスは高きに合わせることである。低きに合わせると一方も低くなり両手共に下がってしまう。経営は煎じ詰めれば自社の発展を通じて社会に貢献することである。それには強く正しい経営が前提であり、経営者はまずは正しき人であり、プロの経営者であることが必要だ。経営者は技術と精神を高いレベルで均衡させる人でなければならない理由がそこにある。
 社会人になって五十五年、沢山の経営者と交わってきたが、サービスを通じて国民生活を豊かにしたいと願う関根一成社長と出会えたことは幸せなことだ。
 新日本ビルサービス株式会社の愛の環境サービス力を見続けたい。

株式会社コーフク 代表取締役 廉 瀚 様

社内報45号「さわやかインタビュー」より

 新日本ビルサービス株式会社様の社内報100号発刊、まことにおめでとうございます。
 年4回、定期的に送ってくださる社内報を楽しみにしております。また、読むたびに多くの影響を受けており、地域密着や高齢者活躍の記事では会社の在り方、存在意義について考えさせられます。
 関根社長とは弊社のアミューズメント施設である「虹のある街」の清掃をお願いしたときから20年以上の長い間、大変、お世話になっております。
 特に印象深い出来事は、1997年に千葉市で開業した大型複合施設のビルメンテナンスをお願いしたときに、関根社長自ら弊社社員に研修をしてくださったことです。
 研修は数回に渡り、全社員に向けて施設管理の重要性を熱くお話してくださいました。
 最近では5S活動定着にも多大なる協力を賜りました。ご紹介いただいた「足利5S」の考え方「考働する集団を目指す5S」は今まで定着できなかった5S活動を5年以上継続できている大きなきっかけになりました。
 弊社、株式会社コーフクは今年、川口駅前樹モールプラザに出店することができました。
 新日本ビルサービス株式会社様の常に前向きでチャレンジ精神にあふれ、新しい技術を取り入れながら床を磨き上げるように会社をブラッシュアップしていく姿を目にするたびに、我々も負けていられない気持ちになります。
 私が苦しいとき、いつも折に触れて応援してくださり、勇気づけてくださった関根社長は私にとってビジネスパートナーの域を超えて、同志と思っております。
 私も関根社長のパワフルさを見習って「生涯青春!」を目標にしてまだまだ第一線で走り続けます。

カレーハウスCoCo壱番屋創業者 株式会社ライトアップ 代表取締役 宗次 德二 様

社内報51号「障害青春インタビュー」より

 Heart to Heart 第100号達成、誠におめでとうございます。
 関根社長様始め、社内報編集委員の皆様には心よりお祝いの言葉と、毎号お送りいただきましたこと感謝申し上げます。何より楽しみにしている社内報であり、毎号手元に届き読み進むにつれて、心が明るく元気になるのです。関根社長様はもとより役員様、さわやか社員の皆様、掲載されている皆様の明るい笑顔。これは〝お客様第一〟からくる姿勢と使命感からの表現なのですから、社業が発展するに決まっています。〝心からの本物の笑顔〟は百利あって一害も無し。私個人の思いではありますが、その価値ある笑顔の数こそが全国に社内報が数多くある中で、笑顔の数が正に日本一!だからこそ、届くのが楽しみなのです。そして、経営者個人の部の第一位が、関根一成社長であることも、間違いありません。
 経済環境が非常に厳しい中ですが、新日本ビルサービス株式会社様と、グループ会社様の益々の発展に向け、関根社長の力強いリーダーシップのもと、全社一丸となって着実に進まれますことを、関根社長のファンの一人として、大いに期待いたしております。
 今後もその歩みを、社内報『Heartto Heart』から感じ取らせていただきたいと思います。
 これからも、毎号楽しみにお待ちしています。 

「笑顔日本一の社内報『Heart to Heart』」の記念すべき100号にこうして寄稿できますことに感謝し、お祝いの言葉といたします。
 本当におめでとうございました。

株式会社ハイデイ日高 代表取締役会長 神田 正 様

社内報60号「さわやかインタビュー」より

 この度は社内報『Heart to Heart』100号到達、新日本ビルサービス創業30年、誠におめでとうございます。また、「さわやか講演会」にお招きいただいたことに加え「さわやかインタビュー」にもとりあげていただき、本当に感謝しております。
 さて、創立からの御社の歩みを振り返りますと関根直幹さまが尾久で始めたクリーニング店が源流であり、今日では新日本グループ「武蔵屋」「新日本ビルサービス」となり、「新日本ビルサービス」は埼玉県経営品質賞優秀賞受賞など目を見張るものがございます。
 また、当社が運営している「日高屋」では、制服のクリーニングや店舗メンテナンスなどで大変お世話になっており、毎日の営業ができるのも、こういったお取引先があってのことと、感謝しております。
 以前、関根社長様から「さわやか社員」向けの懇親パーティーを実施していることをご教示いただき、当社は数年前からアルバイト社員向けの「フレンド社員感謝の会」という形で行っておりましたが、今年は4年ぶりに行うことができました。人手不足が深刻となる社会情勢において御社のように、定年制が無く、多くの方がはつらつと勤務されている御社の姿は大変参考になります。
 私事になりますが、「CEC経営塾」で関根さんと一緒に机を並べて勉強できた約10年は、有益なものでありました。CEC経営塾での関根さんの発言はいつも積極的で、前向きであり、その姿勢は大いに刺激を受けました。「生涯青春!」の言葉を実践していきたいと思っております。
 「経営信条」「感謝報恩十訓」を精神の柱とされ、「時を守り、場を清め、礼を正す」という行動指針があるとお聞きしました。更なる発展が期待されます。
 未筆ながら、新日本グループ及び新日本ビルサービス株式会社の一層のご発展と皆様方のご活躍を祈念致しまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

医療法人財団献心会 川越胃腸センター・クリニック 理事長・院長 望月 智行 様

社内報72号「さわやかインタビュー」より

 平素は格別なるご高配をいただきまして、誠に有り難うございます。またこの度は、御社の社内報「Heart to Heart」の100号記念、誠におめでとうございます。かの山岡鉄舟が「かたつむり 登れや登れ 富士の山」と述べていますが、1号1号の地道な積み重ねが100号という金字塔にたどり着けたのだと、心よりお慶び申し上げます。
 関根社長は「人生も仕事も人と人との出会いで決まる」と述べておられますし、「人生は誰と夕飯を食べるかで決まる」と述べた方もいます。成長企業を牽引されるトップリーダーにはそれぞれの優れた人生哲学が必ずありますが、更に重要なのは言葉だけでなく、それを自ら実践し、行動に活かしている方々でしょう。

「新日本ビルサービス株式会社」の成長は、関根社長の優れた哲学と行動力の賜物であり、また経営と心を一にした心温かい熱血社員・さわやかスタッフの総合力があったればこそだと信じて疑いません。
 思えば関根社長と私との出会いもほんの「袖すり合う」程度のご縁でした。日本経営品質賞報告会が終わって会場から出た私に、関根社長が名刺交換しながらご挨拶をいただいたことでした。会場は数百人の参加者で溢れており、私も名刺交換させていただいた方々のお名前もお顔も、正直ほとんど記憶に残っていません。その中で同じ埼玉県同士という共通認識はありましたが、それを超えて不思議に「引き合うもの」がありました。そこで「将来、仕事上でご縁があれば嬉しいですね」と申し上げた記憶があり、それが1~2年後に実現しました。まさに「人生は不思議なご縁で繋がるもの」を地で行く感じでしたが、ご縁(出会い)以上に大切なことは、神が与えてくれたご縁を双方の心と努力で真剣に育てて行くこと、その努力が重要なのです。
 その出会いから数年後、新築直後の複合ビルに出した当院初の分院(クリニック)で思わぬ漏水事故が発生して途方にくれていた時に、間髪を入れずに御社が介入して下さって難事を乗り越えることができました。その際のご恩は終生忘れることができない出来事として、私の胸に深く刻みつけております。
 「生きていることは人に借りをつくること、生きていくことは人に借りを返していくこと」(永六輔)、これからも双方向の発展と社員の幸せづくりに、切磋琢磨して参りたいと思います。

平山建設株式会社 株式会社ナスパ 代表取締役社長兼総支配人 平山 秀樹 様

社内報83号「さわやかインタビュー」より

 「Heart to Heart」第100号発行、おめでとうございます。平成7年(1995年)に第1号が発行されたと聞いております。30年近くの歴史を積み重ねてこられたのは、関根社長様を始めとする御社の社員の皆様の真摯なご精進のたまものです。
 弊社、株式会社ナスパは現在京成成田駅東口地区で3棟496室のビジネスホテルのオペレーションをさせていただいています。御社の社内報の歴史にはかないませんが、最初のセンターホテル成田の平成12年(2000年)の開業から23周年を今年迎えました。開業からリーマンショック、東日本大震災、新型コロナ禍と、様々な困難がありました。当社の3つのホテルが立地する京成成田駅東口には、2000年の開業当時一つもホテルはありませんでした。それが、弊社分を含めて7ホテル、1700室余りのホテル集積地へと変わりました。多くのお客様がお立ちよりいただける場所にはなりましたが、常に競争にはさらされています。そんな中で、一番のお客様からのお褒めの言葉は「いつもホテルの部屋がきれいでなによりだ」という声です。23周年を迎えられたのも、御社のお陰と感謝しております。
 私は、御社のみなさまは私達株式会社ナスパ社員の家族だと想っています。ホテルに行くたびにみなさん、私に丁寧にご挨拶してくださいます。実際、私の母は、さわやか社員のみなさんが大好きで、機会があるたびに交流をさせていただいています。また、ホテルをご利用いただくお客様の多くは、いわゆる出張族の方々で家庭の味に飢えています。アンケート等でもお部屋の清潔さをご評価いただくばかりでなくさわやか社員さんのちょっとした心遣いや、ご挨拶が高くご評価いただいています。
 「もうひとつの我が家へようこそ」、これは23年前から変わらないモットーです。このナスパの精神を大切にし、お客様を心から大切にすることが、社員の物心両面の幸福追求に直結しています。御社とのパートナーシップでこれからも社員の物心両面の幸福追求、お客様への我が家のようなおもてなしを目指して精進していきたいと強く願っております。

社内報『Heart to Heart』第100号に寄せて

角上魚類ホールディングス株式会社 代表取締役社長 栁下 浩伸 様

社内報91号「さわやかインタビュー」より

 このたび、新日本ビルサービス株式会社様の社内報『Heart to Heart』第100号が発刊されますことを、心よりお慶び申し上げます。
 私たち角上魚類ホールディングス株式会社は、4つのよいか(鮮度はよいか、値段はよいか、配列はよいか、態度はよいか)、社心(買う心 同じ心で 売る心)をモットーに、新鮮で高品質な魚介類と鮮魚加工品を提供し、お客様においしい食事体験を提供することを使命としています。その使命を果たすためには、鮮魚及び鮮魚加工品の品質を保つための厳格な衛生管理と環境整備が欠かせません。新日本ビルサービス株式会社様の協力のもと、私たちは常に清潔で安全な環境で事業を展開することができます。
 2017年からは、新日本ビルサービス株式会社様の指導のもと、角上魚類の5S(整理、清掃、清潔、整頓、躾〔習慣〕)活動を推進してきました。専門的な指導のおかげで衛生に対する意識が大きく変わり、清潔で働きやすい環境を実現することができました。この取り組みは品質と作業効率の向上にも繋がり、私たちの事業に大きな成果をもたらしました。
 また、コロナ禍においては、弊社従業員の感染が発覚した際、夜中にも関わらず真っ先に現場に駆けつけ、消毒・清掃作業に当たってくださいました。新型コロナウイルス等感染症対策についても知見に富んだ助言をいただき、お客様と従業員の安心安全を確保してくださったことに、深く敬意と感謝の意を表します。
 お客様が安心して買い物できる環境を一緒に創り上げていくイコールパートナーとして、私たちは強い信頼の絆を感じています。お客様目線の忌憚なきご意見もぜひお聞かせください。「日本一のビルメンテナンス・プロパティマネジメント会社」と「日本一の魚屋」を共に目指し、より一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。
 結びに、新日本ビルサービス株式会社の皆様の更なるご健勝とご活躍を祈念いたしまして、私からのお祝いの言葉といたします。

キヤノン電子株式会社 代表取締役会長 酒巻 久 様

社内報96号「さわやかインタビュー」より

 社内報百号おめでとうございます。キヤノン電子での社員に向けたメッセージですが、ご参考になれば幸いです。
「世界のキヤノン電子」となる為に存在意義を見つめ直そう! 現在は、キヤノン電子の存在意義を今一度見つめ直す必要があります。全社員が一体となり、中国、タイ、ベトナムに勝つには何をなすべきかを良く考えて行動して下さい。それは低コスト・高品質で使いやすく、お客様の喜ぶ商品の創出です。「キヤノン電子に任せればあらゆる面で安心だ」といわれるようになりましょう。そして、全ての面で他社の追従を許さないように最大限の注意と努力をして下さい。
 他社の追従を許さない体制を構築するためには、第一に営業活動を積極的に展開する必要があります。顧客への訪問回数を2~3倍にして、顧客との接触機会を増やし、ライバル企業との競り合いに勝たなければなりません。特に将来に向けて顧客ニーズを掴む必要があります。これを必ず実行して下さい。
 第二に研究開発については、お客様のニーズを取り入れた新しいアイディアを積極的に取り入れ、顧客が是非とも購入したいと思う商品の開発を進めることが大切です。今迄と同じ考え方で、同じものを作るのではなく、小さくて高性能なものに変えていかなければなりません。開発全員が融和して、どんどんアイディアを出し合って、新しいものに「失敗を恐れずに挑戦」していかなければ、進歩はなく、競争力もなくなっていきます。同時に生産しやすい設計が求められます。いいかえれば、生産の初期段階で不良が発生しない設計をすることです。
 第三に生産部門は、顧客の要求する品質(着荷不良ゼロ、生産ライン内不良ゼロ)、数量、納期を必ず守ることです。特に不良の原因の大半はポカミスです。「組立方法を変更したのに従来の方法でやってしまった」、「正しく確認しないでチェックリストに確認の印を入れる」等、お互いの連絡ミス、コミュニケーション不足及び緊張感不足で発生する不良が多々あります。品質不良を出さないためにも、同じ目的意識を持ちコミュニケーションの向上に励み、緊張感を持って仕事に専念して下さい。
 厳しい状況の中で、既にみなさん自身があらゆる挑戦をし、一生懸命に取り組み、その荒波を乗り越えてきた経験があります。各事業部がお互いに助け合いながら、開発、生産、営業、管理機能が一体となり、自信を持って行動して欲しいと思います。特に各々の職場においては、「品質不良は絶対に出さない」という強い決意で、細かいところにも気を配り行動するようにして下さい。この「品質不良を絶対に出さない」という意識が非常に大切です。「品質不良により発生する廃却費用」は本来、社員であるみなさんに還元されるべきものであり、その権利を自ら逃していることになります。つまり、品質不良は、自らの首を自らで締めている「悪」ということを心得て頂きたいと思います。自分が会社を変えるという強い決意を!
 つぎに具体的な施策について説明します。
 第一は、自分で考えるという意識改革をさらに展開することです。
 第二は、会社のために働くのではなく、自分自身のために働くという意識です。会社のために働くということは、何かトラブルが起きた時に、直ぐに対策を取らずに言い訳ばかりして会社に責任を転嫁し、逃げることにもつながります。自らが自らの意思で働くことにより、その過程の中に創造的な喜びや真の達成感を見つけ、「自分が会社を変える」という意識になります。是非、強い意気込みを持って仕事に取り組んで頂きたいと思います。
 第三に、約束を守るということです。約束を守らないことは信頼を失うことです。例えば、「ハイ」と答えたのならば、放置することなく、責任を持って言われた通りに最後まで遂行して下さい。もし上司に言われたことと違うことを行う場合は、自分勝手な判断はせずに上司へ報告・相談をして下さい。
そして、「約束を守ること」をキヤノン電子の社風にして下さい。
 これからも今まで以上に緊張感を持って仕事をしてください。
 今後とも新日本ビルサービス様のご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社染めQテクノロジィ 代表取締役社長 菱木 貞夫 様

社内報98号「生涯青春インタビュー」より

 いつの事だったか。新日本ビルサービスの会社の映像ができた、と。
 早速見せてもらったが、食い入って見てしまった。新鮮で、さわやかさ漂う画面がテンポよく展開する。登場する人達、スタッフの表情と言葉は、とりわけだ。自然でイキイキ、ノビノビ、今、その場でお会いしているようだった。素晴らしい作品を見せて頂いた。
 その時同席していた関根社長は、間を置かずに傍らの映像制作会社社長の高橋ノブさんを紹介してくれた。ノブさんの略歴、手腕を手短に語ったアト〝染めQさんもこの動画の会社紹介を作った方がいい〟。
 映像のテンポが良かったのは、関根社長自身の持つこのアップテンポ感をベースに作られていたのだ。そんなことから、気が付けば当社染めQも同様の動画制作を依頼していた。
 出会ってからホンの数年なのに、10年20年、それ以上の長いお付き合いが実感だ。かつて太閤秀吉が〝人たらし〟と言われたように、関根社長も極めつきだ、本当に憎たらしい人だ。
 話し合いを通して互いの共通点もあった。生い立ちが日暮里と浅草で東京下町の代表的な所だ。また、両親が中小企業の経営者で、クリーニング業と塗料やの業種の違いはあっても環境はかなり似たようなものだったと思う。
 しかし、二代目としての歩みには明らかな違いがあった。
 聞き及べば、若き関根jr.は、社長である父親とビジネスの在り方について激論、闘いがあったという。一方、私の方は勝手な提案をしてもモメる事もなく感心するように受け止めてくれた。甘い父親だった。
 親子の関係がうまく行っているか、ギクシャクしていたかと捉える人も居ようが、それは表面だけで、大事なのは中味だ。
 若くして存在感のあった関根社長だからこそ、経営者として修練を続け成功していた父親社長は、真剣な議論をしたのだ。私の父親も工夫を重ねて事業は順調だった。そのプロの目から見れば、まだまだの息子を掌の上で見守っていたに過ぎなかったのでは。
 逞しく成長していく二代目と未だしの二代目の相違であったと言えよう。
 ビルメンという競合厳しい世界で、際立った成果、成長を遂げているSNB社と、建物・施設の老朽化問題に、圧倒的な技術開発をしながら(おこがましくて恐縮です)市場ではまだ浸透し始めたばかりの染めQ、このご縁は単なる出会いではなく、生まれるべくして生まれた絆だと思う。
 〝生涯青春〟いい言葉を教えていただきました、最高です。
 共に働く社員の為、そして何といっても顧客の為、社会の為、生涯青春の心を併せてやっていきましょう。大変なことができると思います。
 関根社長に出会えたことに本当に感謝しています。
 有難うございます。

いつも新鮮、いつも親切

すかいらーく 創業者 株式会社高倉町珈琲 会長 横川 竟 様

社内報79号「さわやかインタビュー」より

 社内報の百号ご発行おめでとうございます。毎号読む度に、人を大事にしていて笑顔と心の温かさがあふれている御社の良さがその誌面によく出ていると感じます。
 さて、「いつも新鮮、いつも親切」というのは、私が築地で商売の基本を教わり、二十一歳で独立する時に決めた自分の生き方です。
 「いつも新鮮」とは、心の鮮度を保ち続ける人でいたいという思いです。
 とれたての野菜や魚介、つくりたてでおいしい料理が喜ばれるように、どんな時にも、心が新鮮でいきいきしている、考え方が柔軟で前向きで未来を見据えている、さわやかでてきぱきしている、新しいこと知らないことには興味を持つ、そんな人でいたいのです。
 年齢のせいにしない、他人のせいにしない、自分がいい状態にあることが周りの人や周りのことにいい影響があると思うのです。
 「いつも親切」とは、人のことを思いやって役に立つことをやり続ける行動です。
 商売では、お客様の困りごとを解決するために役に立つこと、毎日の生活を豊かにすることや物を提案することです。
 人間としては、相手の将来のために教えて育てて成長させる、間違いはしっかり指摘して正しいことができるようにと、嫌がられても叱ることができる人でいることです。
 どんな商売でも一番大切なことは「人」を大切にすることです。御社は、働く人がいい仕事をするための環境づくりとして様々な取組みをしていますが、その一つがこの社内報だと思います。心豊かになって、自分の将来に向かって元気に過ごして欲しい、そんな会社の思いがにじんでいます。
 会社の価値は売上高でなく「質」です。いい人がいい仕事をするといい会社になります。これからどれだけもっといい会社になるのか、楽しみにしてます。

きむら5S実践舎 代表 木村 温彦 様

社内報76号「さわやかインタビュー」より

 社内報Heart to Heart 第100号のご発行、おめでとうございます。送っていただく度に、Heart to Heartには、長期にわたる発行のみならず、毎回、充実して行く中身に圧倒され続けています。
 ところで縁あって、御社の企業作りの一端である〝5S(整理・清掃・整頓・スマイル・さわやか)&(整理・清掃・整頓・清潔・しつけ)〟の実践をお手伝いさせていただきましたが、200を超える多くの事業現場を有する御社の仕事の進め方に対して、机上だけではなく実践的である5Sを持って、多少なりともお役に立てたものと安堵しております。事業現場の数だけでなくその中身も、異なる様々な条件を有する御社の業務推進にとって、本社と現場との意思疎通は考えている以上に難しい面があり、また、それが経営の中味にも直結しているようです。その難しさを解決するために社内報が有効であり、さらに5Sも社内報と同じくらい効果的であるものと痛感しています。いままでの活動で、SNB様で働くほぼ全員の方がその有効性を十二分に実感して来られたと思いますが、さらにその先には、他社との競争力を有した強い企業の出現が望めます。きっと、御社のそこから得られる競争力は、激しく変化する社会の荒波を、力強く乗り越えて行くためのパワーとして働くものと確信しております。
 そのことを経営陣が良くご理解されて、経営の一端に社内報も5Sも上手く組み入れられたことに、心底、敬服しております。企業は社会の公器と言われますが、それを公器たらしめんとするものは経営陣のシビアな眼力に裏打ちされた決断力と、日々の現場の実践力に負うものだと思っていますが、御社が人員採用も含めて〝人〟を核にした企業の方向付けを進めていることに、改めて、誌面をお借りしてエールを送らせていただきます。

究める・感動・感謝

経営コンサルタント 藤井 裕幸 様

社内報78号「さわやか講演会」より

 人生で一番辛くて苦しい時期の私を救ってくれた言葉があります。
「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ。只だ一燈を頼め」
 これは江戸時代後期の佐藤一斎が書いた言志四録の中の一節です。
 私はこの中の一燈とは何かを自問し、「一燈とは、自分の人生を生き、自分の価値を信じることで、生きていく道を明るく照らすもの」だと考えました。そしてこの一燈は自分だけでなく、まわりの人々にも照らすことが出来れば、素晴らしい人生を送れると考えるようになりました。今、いろんな業種の経営コンサルタントの仕事をしていますが、私の元気の素は、この一燈を持ち続けることだと信じています。
 そのためには、何をしなければいけないかが大切です。
 私は、その秘訣は「究める・感動・感謝」の3つの言葉だと思います。
 まず、キワメルという字は2つあります。ひとつは極、ひとつは究です。極は南極、北極のように、そこへ到達すれば先はありません。しかし究は終わりがなく、ある目標を究めれば先がまた見えてきます。人生は極より究の方がエキサイティングで楽しいと思います。
 最近、若い社員がすぐ退社してしまうのが社会問題になっていますが、私は、なぜ究めもしないうちに次の仕事をしたいのか理解が出来ません。コンサルタントの仕事をしていて、究めもしない内に転職した人が成功したということを聞いたことがありません。究める過程こそが人を成長に導いてくれます。
 そして何事でも究めれば、必ず感動というご褒美が待っています。感動は人に与える前に、自分が感動する人生を送ることだと思います。感動の瞬間はほんの些細な事でもよいのです。
 最後は感謝です。人に感謝する気持は大事ですが、モノに感謝する気持ちが最近少なくなっているように感じています。モノはあって当たり前では感謝の気持ちは出てきません。「ありがとう」の言葉の数が多いほど人生と仕事は楽しくなり、人間の器が大きくなるように感じています。
 Heart to Heart第100号の発刊に対し、心より敬意と感謝の意を表したいと思います。

社会教育家 田中 真澄 様

社内報33号「経営方針発表大会記念講演会」より

 私は社会教育家として44年間、企業・団体で講演をさせていただいておりますので、その関係から、毎月、私の手元に全国から数々の社内報が贈られてまいります。
 それらを拝読するのが87歳の高齢者となった私の楽しみの一つになっておりますが、その中でも最も心待ちにしているのが、貴社から贈られてまいります『Heart to Heart』です。
 貴誌にはどの頁にも、関根社長様を中心に、いつも笑顔笑顔のスタッフの皆様・お取引先の皆様の集合写真が載っており、それを拝見しながら記事を読ませていただく時間が、何ともうきうきとした楽しい気分に浸れる、私の大切なひと時となっております。
 そうした気持ちになれますのは、貴社のスタッフの皆様が手掛けられているお仕事が、いつも輝いて見えるからです。何事も前向きに明るく受け止め、お客様のご要望に対して、スタッフ全員で積極的に応えていこうとなされているお姿が、どんな場面からもうかがえます。
 貴誌『Heart to Heart』ほど読者を感動させてくれる社内報はほかにはありません。それは貴社の皆様が、ご自分に与えられた業務において、常に使命感を抱きつつ、真剣に取り組んでおられるからです。そのご姿勢が紙面を通して伝わってまいります。
 人を感動させるのは当事者の懸命な行為です。高い目標を目指して、一所懸命に努力を重ねていく生き様が、人々を感動・感銘させていくのだと思います。
 この春のWBCで侍ジャパンが優勝を目指して一挙手一投足に全力投入し、ついに難敵アメリカチームを倒して優勝を勝ち取ったあの姿に、日本人の多くが心を動かされ、感動の渦が全国にひろまりました。
 同じことが貴社の皆様にも言えます。だからこそ貴社の周りには多くのクライアントの皆様が次第に集まってこられるのです。考えてみますとこの厳然たる事実は、実に素晴らしい出来事です。
 私は今後も貴誌を通して、スタッフの皆様のご活躍を拝見できることを楽しみにしております。
 貴社のますますのご発展をご祈念申し上げ、貴誌100号記念のお祝いの言葉とさせていただきます。

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